立山周辺(富山) 尖山(559.3m) 2019年5月31日  カウント:画像読み出し不能

所要時間 9:31 登山口−−10:04 尖山 10:15−−10:38 登山口

場所富山県富山市
年月日2019年5月31日 日帰り
天候
山行種類一般登山
交通手段マイカー
駐車場登山口に駐車場あり
登山道の有無あり。1級登山道
籔の有無無し
危険個所の有無無し
山頂の展望東〜南、北西方向に展望あり
GPSトラックログ
(GPX形式)
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コメント読みは「とんがりやま」。地元ではメジャーな山らしく横江集落の車道の要所に案内標識あり。途中からダートに変わるが普通車で問題なし。終点に駐車スペースあり。登山道は途中まで廃林道らしい広い道で、その後も良好な登山道が続く。低山の割に山頂は大展望。薬師岳〜立山〜毛勝三山〜僧ヶ岳とずらりと並んでいる




登山口の駐車場 林道は続くが車止めあり
案内図
標高340m付近の水場 標高370m付近で沢を渡る
標高460mカーブ 良好な道が続く
ここにもツツジ 標高500mカーブ。山頂直登コース分岐
山頂直下 手製の山頂標識
尖山山頂
尖山から見た西〜富山平野
尖山から見た東〜南の展望
尖山から見た毛勝三山方面
尖山から見た剱岳、大日岳、立山
尖山から見た桑崎山、薬師岳
尖山から見た後立山 山頂から標高500mカーブに通じる踏跡入口
標高520mで分岐登場 夏椿峠方面の道
登山口に戻る


 高頭山から下山後、まだ雨は降りそうにないので軽い山なら雨にやられず行けそうだったため、地形図を見回して尖山をピックアップ。地形図には登山道が描かれているがネットで調べたらこの通りの登山道があるとのこと。尖山登山口から山頂までの標高差は約200mなので私の足で所要時間は登り30分程度。高頭山で標高差800m強であったからこの日の合計は約1000m。やっとまともな運動量に達したというところか。

 カーナビに導かれて横江集落から細い路地に入る。意外にも尖山の案内標識が要所に立っていてメジャーな山らしい。しかし車道はメジャーレベルではなく軽自動車でないと厳しい道幅にカーブのきつさ。途中でダートに変わるが路面状況は普通車でも問題ないレベルで安心して走行可能。ただしでかい水溜りは深さが分からないので低速で通過。

 車道終点が登山口で、まだ車道は先に続いているが車止めのポールが立っている。大きな登山案内板が出ていて沢沿いに登っていくようだ。気温は+20℃弱もあるがやや風があって体感はそこそこ涼しい。高頭山に引き続き半ズボンで登る。短時間なので長靴で行こうかとも考えたが、この気温で通気性の無い長靴だと私の場合は足が汗で濡れるため、防水性のほぼ無くなったゴアの登山靴で行くことにした。

 登山道は最初から良好。しばらくは廃林道で道幅は広いが、普通の登山道に変わってからも登山道は比較的広い。植林斜面の谷筋の小さな沢に沿って登っていく。沢で水補給が可能だが、登山道脇に1箇所だけ水場あり。意外に冷たい水がパイプから出ていた。立山連峰前衛らしく、露出している石は火山性だった。標高370m付近で沢を横断。水量はごく少ないので全く問題なし。たぶん大雨でも問題ないレベルだと思う。

 地形図どおり標高460mで沢から尾根に乗り換える。ここに標識が立っていて山頂まで400mと出ていた。最初は尾根を登っていくがやがて尾根の南を巻くように変わる。尾根上にはショートカット用の細い踏跡があるが、快適な登山道の方を歩く。周囲は樹林で展望は無い。標高500m付近のヘアピンカーブでは山頂まで200mの標識があり、ここでも直登の踏跡が分岐。山頂の踏跡と合わせて考えると、この踏跡は山頂直登コースらしい。

 広い登山道をそのまま登り、初めて傾斜が無くなると尖山山頂に到着。これまでの展望皆無の樹林から開けた広場に変わり、目の前には残雪の立山が見えていた。大きな展望板があり有峰湖北側の山々が同定できて助かった。東笠山はもう白い箇所は僅かしか残っていなかった。ここからだとちょうど室堂付近が見える位置にあるが、まだ豊富な残雪で真っ白。一方の剱岳はもうほほんど真っ黒。もう5月も終わりでアルプスの稜線も夏道が出ているだろう。ブナクラ峠の向こうには天狗ノ頭に鑓ヶ岳の2ピークだけ後立山が見えている。富山平野方面にも展望が開け、富山湾とその向こうの能登半島がはっきりと見えていた。決して高い山ではないが意外に展望がいいピークであった。

 帰りも往路を戻る。今日は平日なので他の登山者に出会うとは思っていなかったが、複数組の登山者とすれ違った。幼稚園児らしき小さな子供連れの家族もいてちょっとびっくり。こんな子供も登るくらいだから地元ではメジャーな山に違いない。駐車場には私の他に2台増え、林道途中には3台あった。天気予報どおり雨はお昼過ぎから降り始め、時々土砂降りの大粒の雨が落ちてきた。

 

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